移民書類は誰に頼む 法的助言は弁護士と DOJ 認定代理人だけ
移民の書類は自分で記入して自分で提出できます。USCIS は代理人を頼む必要はないと書いています。代理を頼むなら、米国の弁護士か、司法省(DOJ)の認定団体で働く「認定代理人」(accredited representative)だけです。公証人(notary public)や「notario」「移民コンサルタント」を名乗る人は、移民の法的助言も代理もできません。
USCIS は、個人への送金を求めることはなく、Western Union、MoneyGram、PayPal、Venmo、ギフトカードは受け付けないとも書いています。移民局の手数料は公式の方法でしか払えません。
誰が手伝えて どこまでできるか
| 誰 | できること | 確認方法 |
|---|---|---|
| 米国の弁護士 | 法的助言、代理、G-28 の提出 | 弁護士が登録している州の監督機関で資格を確認 |
| DOJ 認定代理人 | 法的助言、代理、G-28 の提出 | EOIR の認定団体と認定代理人のリストで確認 |
| そのほかの人(公証人を含む) | 書類記入の限られた手伝いだけ、名目的な料金だけ | 代理も法的助言もできない |
代理できるのは弁護士と認定代理人だけ
USCIS の説明です(USCIS 法律サービスを探す):
- 弁護士:米国の州、準州、ワシントン DC の弁護士会の会員で、資格が有効で、資格のはく奪や業務の制限を受けていない人。
- 認定代理人:司法省の移民審査局(EOIR)に認定され、DOJ のリストにある認定団体で働く人。
- 外国の弁護士:米国外の案件しか代理できません。
- ロースクールの学生や卒業生:弁護士か認定代理人の監督のもとで、監督する人が G-28 を提出します。
- 代理人ができること:どの書類をいつ出すか、どんな証拠を付けるか助言し、あなたの選択肢を説明し、面接に同行し、USCIS とあなたの案件について連絡を取ります。
- 代理の確認:代理人は申請と一緒に Form G-28 を出し、あなたも G-28 に署名します。USCIS は通常、案件の情報をあなたと代理人の両方に送ります。
これらに当たらない人について USCIS は、書類記入を限られた範囲で手伝えるだけで、代理も法的助言もできず、名目的な料金しか取れないと書いています。
notario と公証人 法的助言はできない
USCIS によると、多くのスペイン語圏の国では「notario」は特別な法的資格を持つ弁護士ですが、米国の公証人(notary public)は州から重要な書類の署名の立ち会いと宣誓の執行を認められているだけで、法的サービスも移民案件の代理もできません(USCIS よくある詐欺)。
- 白紙の書類に署名しない:書類が全部記入され、自分で確認してから署名します。
- お金を払って審査を早める:USCIS は「お金を払えば審査を早める」「すぐに承認されると約束する」を詐欺の警告サインに挙げています(USCIS 詐欺を避ける)。
- 怪しいメール:政府機関のメールアドレスは必ず .gov で終わります。怪しいメールは USCIS のウェブマスターに転送して確認できます。
USCIS への支払いは公式の方法だけ
USCIS によると、個人への送金を求めることはなく、電話やメールで特定の人に手数料を払うよう求めることもありません。Western Union、MoneyGram、PayPal、Venmo、ギフトカードは受け付けません。オンラインで移民の手数料を払うのは、アドレスが .gov で終わる USCIS オンラインアカウントからだけです(USCIS よくある詐欺)。USCIS オンラインアカウントの作り方は 政府アカウントをまとめて作成 USCIS IRS 州政府に 1 つずつ、政府を装った電話詐欺は USCIS や IRS を装う電話はギフトカードで払えとは言わない。
無料や低料金の支援 どこで探すか
- EOIR のリスト:USCIS によると、EOIR は州ごとに無料か低料金で移民サービスを提供する弁護士のリストと、認定代理人と認定団体のリストを出しています(EOIR 認定プログラム)。
- EOIR 無料法律サービス提供者リスト:移民裁判所の手続き中の人向けで、年 50 時間以上の無料法律サービスを約束した非営利団体と弁護士を載せ、四半期ごとに更新されます(EOIR のリスト)。
- USCIS 自身のツール:処理時間の確認、住所変更、e-Request の送信は、USCIS のサイトで自分でできます。
だまされたら どこに通報するか
USCIS によると、他人の移民詐欺を通報しても、自分が関わっていなければ、一般に自分の申請に影響はありません(USCIS 詐欺を避ける)。
- FTC:877-FTC-HELP に電話します。
- EOIR 詐欺・不正防止プログラム:877-388-3840 に電話します。
- USCIS:USCIS のサイトの詐欺通報フォームです。
この記事で調べていないこと
- EOIR 認定代理人リストのページそのもの:2026-10-28 の確認時に EOIR のリストのページを開けなかったため、この記事では EOIR 認定プログラムの入口ページにリンクしています。
- 書類記入の手伝いの料金に関する各州の規定:USCIS は自分の州の規定を確認するよう勧めています。この記事では州ごとには調べていません。
- 弁護士費用の相場:この記事では調べていません。
よくある質問
移民の書類には弁護士が必要ですか?
必要ありません。USCIS によると、自分で書類を記入して提出し、自分で自分を代理できます。代理を頼むなら、弁護士か DOJ 認定代理人だけです。
公証人にグリーンカードの手続きを頼めますか?
代理も法的助言もできません。米国の公証人は署名の立ち会いと宣誓の執行をするだけで、書類記入を限られた範囲で手伝い、名目的な料金を取れるだけです。
相手が認定代理人かどうかはどう確認しますか?
EOIR の認定団体と認定代理人のリストで確認します。弁護士なら資格を見せてもらい、登録している州の監督機関で確認します。
お金を払えば審査が早くなると言われました。信じていいですか?
USCIS は「お金を払って審査を早める」「すぐに承認されると約束する」を詐欺の警告サインに挙げています。
USCIS から電話で支払いを求められることはありますか?
ありません。USCIS によると、電話やメールで特定の人に手数料を払うよう求めることはなく、ギフトカード、Western Union、PayPal、Venmo も受け付けません。
資料の出典と確認日
いずれも 2026-10-28 に確認。この記事は法律や移民に関する助言ではありません。
- USCIS Avoid Scams:https://www.uscis.gov/avoidscams
- USCIS Find Legal Services:https://www.uscis.gov/scams-fraud-and-misconduct/avoid-scams/find-legal-services
- USCIS Common Scams:https://www.uscis.gov/scams-fraud-and-misconduct/avoid-scams/common-scams
- EOIR Recognition & Accreditation (R&A) Program:https://www.justice.gov/eoir/recognition-and-accreditation-program
- EOIR List of Pro Bono Legal Service Providers:https://www.justice.gov/eoir/list-pro-bono-legal-service-providers