EAD の更新は自動延長がなくなった 期限の 180 日前から申請を
2025 年 10 月 30 日以降に出した EAD の更新申請では、古いカードは自動延長されなくなりました。DHS が 2026 年 10 月 14 日に施行した最終規則で、これが確定しています。USCIS の許可があって初めて働ける人(I-485 審査中、H-4 の配偶者、庇護申請中など)は、カード記載の期限日の翌日に就労許可が終わり、新しいカードが届くまで仕事を止める必要があります。
USCIS は一般に、EAD の期限の最大 180 日前に更新を申請するよう勧めています。2025-10-30 より前に申請して延長を受けた分は、そのまま有効です。TPS は別の規定です。
カードの期限が過ぎても働けるか
| あなたの状況 | カードの期限日のあと | 出典 |
|---|---|---|
| 2025-10-30 より前に更新を申請し、当時の自動延長の条件を満たしている | 古いカードと I-797C 受領通知で、カードの期限日から最大 540 日まで有効 | Federal Register、USCIS |
| 2025-10-30 以降に更新を申請し、USCIS の許可で働いている(I-485 審査中、H-4、庇護申請中など) | カードの期限日の翌日に就労許可が終了。新しいカードが届くまで働けない | Federal Register |
| 在留資格そのもので働ける(例:L-2 の配偶者) | 就労許可は在留資格に連動。期限切れの EAD は証明に使えないが、L-2S と記載された有効な I-94 で証明できる | Federal Register |
| TPS | その国の TPS に関する連邦官報の告示に従う | Federal Register |
規則の変わり方 2025 年に暫定、2026 年に確定
DHS は 2025 年 10 月 30 日、更新申請に対する EAD の自動延長をやめる暫定最終規則(IFR)を出し、2026 年 10 月 14 日の最終規則で意見に回答したうえでそのまま確定させ、同日施行しました(91 FR 65306)。
- 見るのは申請日だけ:最大 540 日の自動延長は、2025-10-30 より前に出した更新申請にだけ適用されます。それ以降の申請は、法律や TPS の告示に別の定めがない限り、更新を出しても古いカードは延長されません。
- すでに延長された分は影響なし:USCIS は、この規則は 2025-10-30 より前に自動延長された EAD に影響しないとしています(USCIS のニュースリリース)。
- H-4 も対象:最終規則の意見への回答で H-4 の配偶者が取り上げられていますが、H-4 は除外されていません。
期限の日 就労許可の根拠で変わる
最終規則は就労許可を 2 種類に分け、期限切れの扱いが違います。
- USCIS の許可によるもの(8 CFR 274a.12(c)、例:I-485 審査中、庇護申請中):EAD はカード記載の期限日の翌日に失効し、就労許可も同じ日に終わります。
- 在留資格に付いているもの(8 CFR 274a.12(a)、例:L-2 の配偶者):EAD はカードの日付で失効しますが、就労許可は在留資格が続く限り続きます。規則の例では、L-2 が出国して戻り、より遅い I-94 の日付をもらった場合、EAD が切れても働けますが、証明には L-2S と記載された I-94 を使います。
- I-485 のコンボカード:カードに「SERVES AS I-512 ADVANCE PAROLE」とある場合、以前の 540 日の自動延長も、カードの advance parole の部分には適用されませんでした。
いつ申請するか 期限の 180 日前から
USCIS の I-765 のページは、一般に現在の EAD の期限の最大 180 日前に更新を申請するよう勧め、新しいカードの有効期間を古いカードの期限に合わせて前後にずらすことは一般にしないと書いています(USCIS I-765)。USCIS のニュースリリースによると、申請が遅いほど就労許可や書類が途切れる可能性が高くなります。
- 日付を書き留める:カードの期限日から 180 日さかのぼった日が、一般に勧められる最も早い申請日です。
- カテゴリーごとの規定もある:OPT などは独自の申請時期があるので、I-765 のページにある各カテゴリーの説明に従ってください。
各書類の期限の調べ方と管理方法は 移民書類の期限の調べ方。
雇用主 期限前に I-9 の再確認
USCIS の雇用主向け I-9 ハンドブックでは、従業員の就労許可が切れる前に雇用主が再確認し、従業員は List A か List C のどの書類を出してもかまいません。現在有効な就労許可の証明を出せなければ、雇用主は雇用を続けられません(USCIS M-274 6.1)。
- その間に I-485 が承認されたら:グリーンカードで再確認でき、グリーンカードの期限切れでは再確認は不要です。詳しくは 米国内でグリーンカード承認後にやること。
- 制限の文字がある SSN カード:雇用主は受け取ってはいけないので、再確認には使えません。
H-1B・L-1 の本人と家族が米国に着いてからの順番は H-1B・L-1 で米国に来た最初の 1 か月。
よくある質問
2025 年 10 月より前に出した更新は、今も延長されていますか?
はい。2025-10-30 より前に申請し当時の条件を満たしていれば、古いカードと I-797C 受領通知で、カードの期限日から最大 540 日まで有効です。
更新の受領通知を、延長の証明として雇用主に出せますか?
2025-10-30 以降に申請した場合は出せません。最終規則は、それ以降の更新申請では古いカードが延長されないとしています。
H-4 の EAD も自動延長されないのですか?
されません。最終規則は H-4 を除外していません。
更新はどのくらい前から申請できますか?
USCIS は一般に、期限の最大 180 日前に申請するよう勧めています。
カードが切れたのに新しいカードが届きません。働いてもいいですか?
USCIS の許可で働いている人は、カードの期限日の翌日に就労許可が終わり、新しいカードが届くまで働けません。在留資格そのもので働ける人(例:L-2)は、ほかの有効な書類を雇用主に見せられます。
期限のリマインダー
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資料の出典と確認日
いずれも 2026-10-27 に確認。この記事は法律や移民に関する助言ではありません。在留資格や就労許可の判断は、弁護士か DOJ 認定代理人に相談してください。
- DHS 最終規則 Removal of Automatic Extensions for Certain Employment Authorization Documents(91 FR 65306、2026-10-14 施行):https://www.federalregister.gov/documents/2026/10/14/2026-20955/removal-of-automatic-extensions-for-certain-employment-authorization-documents
- DHS 暫定最終規則(90 FR 48799、2025-10-30):https://www.federalregister.gov/documents/2025/10/30/2025-19702/removal-of-the-automatic-extension-of-employment-authorization-documents
- USCIS ニュースリリース DHS Ends Automatic Extension of Employment Authorization:https://www.uscis.gov/newsroom/news-releases/dhs-ends-automatic-extension-of-employment-authorization
- USCIS EAD 自動延長のページ(アーカイブ、10/29/2025):https://www.uscis.gov/working-in-the-united-states/information-for-employers-and-employees/automatic-employment-authorization-document-ead-extension
- USCIS I-765:https://www.uscis.gov/i-765
- USCIS M-274 6.1(10/08/2026):https://www.uscis.gov/i-9-central/form-i-9-resources/handbook-for-employers-m-274/60-completing-supplement-b-reverification-and-rehire-of-form-i-9/61-reverifying-employment-authorization-for-current-employees