山火事の焼け跡は数年土石流に注意 危ないと感じたら避難
米国政府の防災サイトReady.govによると、山火事で斜面が焼けると、その後数年は地すべりが起きる可能性が高くなります。避難するよう言われたとき、または家にいるのは危ないと感じたときは、家を離れます。Ready.govは、土石流が来ると確信したときにはもう安全に逃げるには遅く、土石流など速い地すべりから命を守るには避難が唯一の方法であることが多いとも書いています。
Ready.govによると、地すべりは米国のすべての州と領土で起こり、地震、嵐、火山の噴火、火災、人による地形の変更などが原因になります。最も危険で命に関わるのは、速く起き、ほとんど前ぶれがないものです。この記事はReady.govの地すべりと土石流のページに沿って、事前の備え、気をつける兆候、起きたときにすること、そのあとに気をつけることをまとめます。
事前の備え
Ready.govの説明(Ready.gov 地すべりと土石流):
- キットと計画:緊急キットを用意し、ペットも含めた家庭の計画を立てて、地すべりのときに何をしてどこへ行くか家族がわかるようにします。
- 警報:地域の警報システムに登録します。緊急警報システム(EAS)や米国海洋大気庁(NOAA)の気象ラジオも警報を出します。
- 避難:避難するよう言われたとき、または家にいるのは危ないと感じたときは離れます。SHELTERと郵便番号を43362にテキストで送ると、最寄りの避難所がわかります(例:shelter 12345)。
- 家:折れにくい柔軟な配管継手など、適した予防策を専門家に相談し、資格のある地盤工学の専門家や市・郡の指針に沿って家を守ります。
- 土石流は止められない:土石流の進路は止めることも変えることもできませんが、土のう、擁壁、コンクリート防護柵で洪水や泥から家を守れることがあります。流れをそらして隣家に流れ込むと、損害の責任を負うことがあります。
- 保険:地すべりのリスクがあるなら保険代理店に相談します。土石流は全米洪水保険制度(NFIP)の洪水保険の対象になることがあります。
気をつける兆候
- 山火事の焼け跡:山火事の焼け跡の近くにいるなら、緊急警報に登録し、その地域の天気予報に注意します。
- 音と水:急な流れ、泥、いつもと違う音に注意します。木が裂ける音や岩がぶつかる音は土砂が動いているしるしかもしれません。だんだん大きくなる低いごう音は、地すべりが近づいているしるしです。
- ゆっくり動く地すべり:ドアや窓が初めて引っかかる、しっくい・タイル・れんが・基礎に新しいひびが入る、外壁や通路や階段が建物から離れ始める、地面や舗装のひびがゆっくり広がる、地下の配管が壊れる、斜面の下の地面が盛り上がる、新しい場所から水がわき出す、柵・擁壁・電柱・木が傾いたり動いたりする。
起きたとき
- 警報を聞く:電池式のラジオで地元のニュースの警報を聞き、地元の緊急管理担当者の指示に必ず従います。
- 眠らない:地すべりを起こしそうな嵐のあいだは、気を張って起きています。Ready.govは、地すべりによる死亡の多くは寝ているあいだに起きているとしています。
- 道や橋を渡らない:水や泥が流れている道は絶対に渡らず、土石流が近づいているのが見えたら橋を絶対に渡りません。
- 高いほうへ:地すべりの通り道で動けなくなったら、できるだけ早く斜面の上へ向かいます。
- 低い場所を避ける:危険なあいだは川の谷や低い土地を避けます。
- 川の変化:川や水路の近くでは、水量が急に増えたり減ったりしないか、水が澄んだ色から濁った色に変わらないかに注意します。地すべりが来るしるしかもしれません。
起きたあと
- 離れる:崩れた場所から離れます。また崩れるおそれがあります。
- 浸水に注意:地すべりや土石流のあとに浸水することがあります。
- 閉じ込められた人:崩れた場所に入らずに、近くにけが人や閉じ込められた人がいないか確かめ、救助隊をその場所へ案内します。
- 通報:壊れた配管や傷んだ道路、線路を担当の機関に通報します。
- 家:訓練を受けた専門家に、基礎、煙突、まわりの土地を点検してもらいます。
- 植え直す:傷んだ地面にはできるだけ早く植物を植え直します。地面を覆う植物がなくなって浸食が進むと、鉄砲水やさらなる地すべりにつながることがあります。
山火事の避難指示が出たときにすること: 野火の避難指示が出たらすぐ避難 N95 を備え AirNow を確認。地震のときの身の守り方: 地震のときは伏せて頭を守りつかまる 本棚や冷蔵庫は先に固定。スマホでFEMAの警報を受け取り避難所を探す: FEMA アプリは無料で 5 地点の警報 SMS で避難所も検索。
この記事で調べていないこと
- 自宅の近くのリスク:Ready.govは米国地質調査所(USGS)の地すべりプログラムにリンクしています。各地のリスクはこの記事では調べていません。
- 保険金の請求:土石流が自分の保険の対象になるかは保険代理店に聞いてください。この記事では調べていません。
- 工事のしかた:擁壁や水路の設計は地盤工学の専門家に聞いてください。この記事では書きません。
よくある質問
山火事のあと、土石流を心配すべきですか?
Ready.govによると、山火事で斜面が焼けると、その後数年は地すべりが起きる可能性が高くなります。近くに住んでいるなら、緊急警報に登録し、天気予報に注意します。
避難指示が出る前に避難してもいいですか?
はい。Ready.govによると、避難するよう言われたとき、または家にいるのは危ないと感じたときは離れます。
土石流は保険の対象になりますか?
Ready.govによると、リスクがあるなら保険代理店に相談します。土石流はNFIPの洪水保険の対象になることがあります。
地すべりの通り道で動けなくなったら?
Ready.govによると、できるだけ早く斜面の上へ向かいます。
出典と確認日
すべて2026-11-02に確認。
- Ready.gov, Landslides & Debris Flow(ページ更新 2026-05-11):https://www.ready.gov/landslides-debris-flow